付与能力
概要
武器や防具には巻物などのアイテムを使うことにより特殊効果を付与することが出来る。
接頭語(最初に付与した一つ)は効果が高く、それ以降は効果量(実際の増減量)が接頭語のときの半分(端数切捨て)。
効果は接頭語に合わせて記述。
Ver.1.051より同様の効果は重複する。
重複については効果名+○○%となっているものは加算、効果名×○○となっているものは乗算で計算される。
例えば「半減-」は受ダメージ×0.75で乗算表記なので、3つ付いている場合は受ダメージは0.75*0.75*0.75で42%になる。
ただし効果によっては上限が設定されており、それ以上の効果は切り捨てられてしまう。
能力を追加できるのは合計10個(接頭語+接頭以外9つ)まで。
それ以上能力を追加すると、ランダムの位置に(上書きではなく)挿入され、一番下が押し出されて消える。
このとき接頭に挿入されることもあり、その場合は接頭語が変化する。
例:必殺のダガー+9「必必上上怒怒鋭鋭超超」に上質の研ぎ石を使う。
必必上上上怒怒鋭鋭超 超となった場合、最後の超が消える。
上必必上上怒怒鋭鋭超 超となった場合、上質なダガー+9となり最後の超が消える。
高価・豪華・汚れ以外にも値段が変動する能力がある。これは元の値段の30倍が上限となっている。ただし魅力による補正は別に計算する。
この際、耐久度は上限には影響がないため、倍率の高い能力を多く付けていると多少耐久が減っていても最大値になる。
また、値段によっては倍率が僅かに下がることがある。(ほとんど端数レベル)
共通
応急修理の巻物
接頭語 | 効果 | 接頭以外 | 備考 |
---|---|---|---|
応急 | 消耗速度+100% 値段×0.5 | 消耗速度+50% 値段×0.75 | 耐久フル回復の代わりに付くデメリット |
武具
上質の研ぎ石・火炎付加の巻物・移動不能付加の巻物は下記参照
剣の巻物
接頭語 | 効果 | 接頭以外 | 備考 |
---|---|---|---|
上質 | 攻撃×1.1 消耗速度-20% 値段×1.4倍 | 攻撃×1.05 消耗速度-10% 値段×1.2倍 | 上質の研ぎ石でも付加できる |
怒り | 攻撃×1.3 命中-10% 値段×2.3 | 攻撃×1.15 命中-5% 値段×1.65 | |
鋭い | 攻撃×1.3 値段×1.9 | 攻撃×1.15 値段×1.45 | |
超撃 | 攻撃×1.4 値段×2.2 | 攻撃×1.2 値段×1.6 | |
必中 | 命中+30% 値段×2 | 命中+15% 値段×1.5 | |
壁壊 | 物体破壊力+50% 値段×1.6 | 物体破壊力+25% 値段×1.3 | |
停止 | 敵の移動不能率+15% 値段×2 | 敵の移動不能率+7% 値段×1.5 | 移動不能付与の巻物でも付加できる |
火炎 | 敵の燃焼率+15% 値段×1.7 | 敵の燃焼率+7% 値段×1.35 | 火炎付与の巻物でも付加できる |
混沌 | 敵の混乱率+15% 値段×2 | 敵の混乱率+7% 値段×1.5 | |
頑丈 | 消耗速度-40% 値段変化なし | 消耗速度-20% 値段変化なし | |
高価 | 値段×5倍 | 値段×3倍 | |
汚れ | 値段×0.5 | 値段×0.75 |
剣の王の巻物
接頭語 | 効果 | 接頭以外 | 備考 |
---|---|---|---|
必殺 | 必殺+30% 値段×2.3 | 必殺+15% 値段×1.65 | |
神殺 | 必殺+70% 値段×3.5 | 必殺+35% 値段×2.25 | |
伝承 | 攻撃×1.3 命中&必殺+30% 値段×3.2 | 攻撃×1.15 命中&必殺+15% 値段×2.1 |
防具
鎧の巻物
接頭語 | 効果 | 接頭以外 | 備考 |
---|---|---|---|
上質 | 装甲+3 受ダメージ×0.9 値段×1.4 | 装甲+1 受ダメージ×0.95 値段×1.2 | |
柔軟 | 受ダメージ×0.85 値段×1.6 | 受ダメージ×0.92 値段×1.3 | |
堅固 | 受ダメージ×0.92 消耗速度-20% 値段×1.4 | 受ダメージ×0.96 消耗速度-10% 値段×1.2 | |
重装 | 装甲+5 敏捷-2Lv 値段×1.6倍 | 装甲+2 敏捷-1Lv 値段×1.3倍 | |
回避 | 回避+10% 値段×1.8 | 回避+5% 値段×1.4 | |
耐火 | 火炎無効化率+30% 値段変化なし | 火炎無効化率+15% 値段変化なし | |
不壊 | 消耗速度-50% 値段×1.5 | 消耗速度-25% 値段×1.25 | 1.060から-60%→-50%へ変更 |
豪華 | 値段5倍 | 値段3倍 | |
汚れ | 値段×0.5 | 値段×0.75 |
守りの神の巻物
接頭語 | 効果 | 接頭以外 | 備考 |
---|---|---|---|
半減 | 受ダメージ×0.5 値段×2.5 | 受ダメージ×0.75 値段×1.75 | |
伝説 | 装甲+10 回避+20% 値段×2.2 | 装甲+5 回避+10% 値段×1.6 | |
高速 | 敏捷+2Lv 値段×2.2 | 敏捷+1Lv 値段×1.6 |
効果詳細
効果 | 上限値 | 備考 |
---|---|---|
消耗速度 | 消耗速度-90% | |
値段 | 基本価格の30倍 | 魅力による補正は制限対象外。 |
攻撃 | 上限なし | 理力(フォース)にも効果あり。 攻撃力そのものに掛かる為、実ダメージは倍率よりも大きく伸びる。 |
命中 | 上限なし | 初期値は90で、成長要素はない。武器や追加装備、クラススキル等による変動はある。 一部希少動物を除いて敵に回避が設定されていないため、100でほぼ必中となる。 森の地形効果を考慮しても110で必中と言って差し支えがない。 |
必殺 | 上限なし | 初期値は0で、意志×3が加算。武器や追加装備、クラス等によっても変動する。 100で必ず必殺となるため、実戦的には100が上限と考えていい。 |
物体破壊力 | 上限なし | 宝箱・ガイコツ・ゴーレム等に対しても効果あり。 条件によっては「超撃」等の攻撃力上昇の方がダメージが伸びる。 |
停止・火炎・混沌 | 上限なし | すべて埋めた場合は78%になる。 |
装甲 | 上限なし | |
受ダメージ | 上限なし | 軽減は物理ダメージのみ。 理力ダメージは精霊・水霊のローブ及び大地の鎧の基本効果による1/3軽減のみ。 攻撃力そのものに掛かる為、実ダメージは倍率より大きく減る。 |
火炎無効化率 | 火炎無効化率+90% | 防具そのものの火炎無効化率を含めた数値。 回避と異なり、無効にした場合でも消耗度は減る。 |
回避 | 回避+70% | 初期値は0で、敏捷値×1が加算。(上限20) 大気の盾の20%は制限対象外。 試練の腕輪も対象外で、装備時は最大回避が50%まで。 |
敏捷 | 上限なし | 獲得経験値には影響しない。 |
付与のコツ
共通
複数の付与効果をもつ巻物から目的の能力を引き出すには、セーブ&ロードを繰り返すしかない。
倉庫に入れて繰り返し利用したい場合など、長く付き合いたい場合はこの作業は避けて通れないだろう。
しかし、単純にロードしてすぐに巻物を使っても、数パターンの付与しか出ない。
セーブごとに乱数がある程度固定されているらしく、同じような行動をとると同じような結果が出てしまう。
メニューを開閉すると異なる結果が出てくるので、即使用で目的の付与が出ない場合はメニュー開閉を1~5回ほど挟むと良い。
それでも出ない場合は、その場でセーブしなおそう。
セーブ画面を閉じた時にターンが経過するが、ロードしなおすとターン経過はなく、出る付与も変化している。
どの付与効果がつくかは、ほぼ均等な確率となっている。
必然的に、候補数の多い剣の巻物・鎧の巻物は厳選が難しく、候補数の少ない剣の王・守りの神は厳選が楽になっている。
流し周では上位の巻物だけ厳選して使う、という使い方もアリだろう。
応急修理の巻物は+8の装備品に使ってすぐ別の付与を付けると、「応急」が押し出されて消えるので事実上デメリットなしで使える。
武器と防具が同時に修理されるので、片方だけに使いたい場合はもう片方を外しておく事を忘れずに。
+9でも同様の事はできるが、「応急」がどこに挿入されるかはランダムな上、一番下にはつかない模様なので、別の付与が最低でも二つ必要になる。
厳選の手間を考えると、高度修復の巻物に頼った方が楽かもしれない。
武器
基本的に毎戦闘ふりまわす為、消耗が激しく、長期使用するには消耗速度低下を複数つけないと厳しい。
消耗速度低下は-90%が下限だが、-80%と-90%では実耐久力が2倍違う計算になる為、つけるなら徹底してつけた方が良い。
-90%あれば少々乱暴に振りまわしても、厳しい以上の旅であれば高度修復の巻物の入手が間に合うペースで収まってくれるだろう。
また、攻撃力を上げて叩く回数を減らすと、その分だけ消耗も少なくなるので、攻撃力上昇にも間接的に消耗を抑える効果がある。
武器には「上質の研ぎ石」「移動停止の巻物」「火炎付加の巻物」と、調整不要で固有の付与をつける手段が充実している。
特に「上質の研ぎ石」は消耗軽減・威力アップと、武器に必要な事を両方こなしてくれる上に入手性も良い。
セーブ&ロード前提なら頑丈&超撃等の方が効率が良いが、倉庫無しプレイなどでは重宝する。
付与効果の中でも命中・必殺は、重要な数値でありつつも事実上の上限があるため、調整が必要。
特に命中はステータスによる上昇が無いため、付与効果の持つウェイトは高くなっている。
両方とも「伝承」で底上げが可能なので、よく考えて付与したい。
攻撃力上昇の付与効果はいくつも存在するが、厳選するのであれば接頭語につけるのはオススメしない。
というのも効果同士が乗算される為、一つ大きなものをつけるより二つ小さなものを付けた方が効果が高いためである。
(例えば「超撃」を接頭につけた場合は1.4倍だが、接頭以外に二つつけると1.2×1.2となり、1.44倍となる)
攻撃と値段以外は加算式であるため、攻撃以外の付与効果も欲しい場合はそちらを接頭に付けた方が最終的な性能は高くなる。
防具
武器とは逆に、ある程度以上進むと戦闘は殺るか殺られるかのバランスになる為、保険として求められる性能は高くなっていくが消耗は少ない。
消耗速度低下を一切つけてなくとも、消耗-90%の武器の方が先に削れているという事も珍しくない。
とはいえ、序盤の蝙蝠に突かれるだけで1減ったりするのもストレスではあるので、消耗速度低下をつけるかどうかはプレイスタイルや好みにもよる。
回避すれば消耗も減らないので、防御効果も兼ねて回避系の付与をつけるのも手。
受ダメージを減らす付与効果がいくつも存在するが、武器とは逆にできるだけ接頭語に大きな効果を付けたい。
理由は武器と同じで、最初に大きなものを付けた方が効果が高いためである。
(例えば「半減」を接頭につけた場合は0.5倍だが、接頭以外に二つつけると0.75×0.75となり、0.56倍となる。
ただし、鎧の巻物で最も軽減率が高い「柔軟」は接頭以外の効果が微妙に高いため
接頭一つが0.85倍に対して接頭以外二つが0.8464倍と、例外的に接頭以外の方が効果が高い)
特に「半減」は効果が非常に大きく、厳選が楽で、できれば接頭につけたい、という事で守りの神の巻物の重要性は高くなっている。
接頭「半減」と同等の軽減率をそれ以外の付与で達成するには、接頭以外に「柔軟」を8個つける必要があると言えば格差が理解いただけるだろう。
効果詳細の項にもある通り、火炎は確率で無効化する事はできるが、ダメージそのものを減らす事はできない。
付与効果ではどうにもできないので、精霊のローブなど、防具そのものの軽減効果に頼るしかない。
「耐火」自体も厳選が面倒なため、倉庫無しプレイ等では最初から耐火がついている装備品を活用する必要も出てくる。
物理攻撃と火炎攻撃を同時に行ってくる敵は魔王しかいないので、場合によっては相手に合わせて着替える前提で付与をつけるのも手。
もちろん両対応できるに越した事はないのだが、ローブも聖防具も出ないので他の防具に付与をつけていくという状況はよくある。
コメント欄
- 最終更新:2017-10-09 05:48:00